『検証』シリーズ
以前、検証は大事だよという記事を書きましたが 『検証』←前回の記事はこちら
何気にこの検証について、やり方がわからないとか
やる意味がわからないといった方が多いです。
また、この検証について書かれてる記事もそんなに見当たらない。
なので、この『検証』についてシリーズで書いていこうと思います。
大数の法則
まず初めに検証を行なうにあたって、これは知っておかないとダメです。
よく耳にするのはバックテストで過去1年分やったとか、
100トレードしてロジックは完璧w理解したと言ってる人は多分、
この法則を知らないか、理解していないと思います。
“大数の法則(たいすうのほうそく、law of large numbers)は、
確率論・統計学における極限定理のひとつで、「経験的確率と理論的確率が一致する」 という、
素朴な意味での確率を意味付け、定義付ける法則である。”
(wikipedia内「大数の法則」より引用)
要はある確率について母集団(試行回数)が多ければ多いほど、
統計どおりの確率に近づいていくということで、
例えばサイコロで「1.2.3.4」の目が出れば勝ちとした時に
勝ちになる確率は66.7%
これを実際にサイコロを50回振っただけだと勝率30%~80%に
100回振ると40%~80%
200回振ると60%~70%
・・・
・・・
1000回振ると65%~69%となり、
回数を重ねるごとに精度が増していくわけです。
ということは試行回数多くやって出した数値というものは
信頼性が高まるということになります。
ですから年数をどれだけやったとか、そもそも大数の法則が作用しない
回数をやっただけでは全く意味がありません。
最低でも200~500回はやらないと信頼し得る数値はでないと思います。
ちょっと長くなりましたが、この考え方が大前提にあると
思って、これからのシリーズを読んでいただけたらなと思います。
では、この辺で( `ー´)ノ
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